母の介護と向き合う日々〜困っていないようで。困っている、ということ
【前書き】
私の母は、私が文句や注意を言わない限り、
普段はとても穏やかでニコニコとご機嫌に過ごしています。
毎日テレビを見ながらのんびりと、特に不満を口にすることもなく、静かに暮らしています。
このブログには、介護する立場から見た戸惑いを正直に綴っていますが、母自身は基本的にニコニコな日常を過ごしており、何かに強く悩んでいたり落ち込んでいたりするわけではありません。
母の知り合いの方が読んでくださっていたら、ご心配なさらないでくださいね。
これは“介護する側”の気持ちの整理でもあります。
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90歳になる母は、一人暮らしをしています。
とはいえ、私は隣、母の家の2階には兄夫婦が完全分離で暮らしていて、家族同士は仲もよく、干渉せず、ほどよい距離感で過ごしてきました。
もともと母は足腰が弱く、70代の頃からすでに歩行はゆっくりでしたが、外出が好きでアクティブに動いていました。でも最近は、20メートルほど先のスーパーへよちよち歩きで買い物に行くのがやっとで、あとはほぼ家にこもり、テレビの前で横になっています。
私以外との会話や交流もほとんどなく、何かをして過ごすことも減りました。
去年の6月ごろには、電気代の未払いで突然電気が止まるという出来事がありました。
銀行やATMなどの操作がすっかりできなくなっており、届いた請求書も理解できない様子で、読まずにあちこちにしまい込んでいたのです。当時の私は「誰にでもあること」と軽く考えていましたが、今思えば、金銭管理がすでにできなくなっていたのだと気づかされました。
服薬管理も同じ。
高血圧や心臓、骨粗鬆症の薬を母は自分から飲むことはなく、毎朝声をかけて飲ませなければなりません。声かけを怠ると飲まずに過ごしてしまうため、ガミガミ叱ってしまうこともしばしば…それがまた、私にとっては強いストレスになっています。
長谷川式認知症テストでは「23点」という診断を受けました。
これは「認知症ではない」という評価になるそうです。でも、私の目には日常生活の中で多くの支援が必要で、「困っていない」とは言い切れない状況に感じています。
例えば:
着替えや入浴も声かけをしないと、何日でもそのまま。
片付けができず、すぐに物がなくなる。
ご飯も作らず、横になってばかり。
足の爪が伸びていることにも気づかず、伸びすぎて足の裏側に突き刺さっていた・・・
などなど、この数ヶ月、びっくりな事実の判明の毎日でした。
私が促したり、強く注意してしまったりする時は
母自身もストレスを感じていると思います。
長年一人暮らしを満喫してきた人ですので、私も言いたくはありませんが、昨年末はまるで廃人のようで布団に入ったまま何もせず、部屋はめちゃくちゃ、埃が溜まりすぎて掃除機が壊れそうなほどでした。
3月より私が退職して世話をするようになり、やっと生活の質がまともになってきた次第です。
ただ、これらの母の状況は、もともとの性格にもよるところも大きく、「高齢による衰え」なのか「本人のスタイル」なのか判別がつきにくいのも正直なところです。
そして、私の最大の悩みは
「誰にどう伝えたらいいのかわからない」ことでした。
介護経験の友人・先輩方にアドバイスをもらい、
来週、品川区の介護認定のために役所の調査員の方が訪問してくださることになり、「これはうまく伝えないと、必要な支援が受けられない」と感じ、思い切って母の前では言えない本音(上記の状況)をメモにまとめてお渡しすることにしました。
ケアマネさんやクリニックの先生に
「困っていることはありませんか?」
と言っていただいても、どう答えて良いかわからずにおります。
徘徊や火事の不始末の心配があるわけではないので、「困っていること」には該当しないと思うのですが、
日々の不安は大きく、ストレスを感じています。
これは「困っているのかどうか、よくわからない」日々に向き合ってきた記録でもあります。
来週の介護審査の結果は1ヶ月くらい先になるそうです。
日比谷公園の図書館前。
お気に入りの場所。
家事の合間に癒されるひととき・・・
