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東北の旅_4 八戸・是川縄文館で国宝合掌土偶に会う

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見たいものがたくさんある八戸。 ところが、まるで私の状況をご存じかのように、いろいろと閉まっておる。笑 母の介護があるので、長い旅はできません。今回は1泊だけです。 まず、八戸市博物館がリニューアル工事で長期休館中。ここが一番行きたかったところでした。私の大好きな南北朝時代の城跡、根城(ねじょう)に隣接している博物館なのです。 それから、櫛引八幡宮の国宝館も休館日でした。 ここには、鎌倉末期と南北朝時代の国宝の鎧が、一つずつあるのです。信じられない! 太平記好きには居ても立ってもいられない、ドンピシャの時代の鎧ではありませんか。見てみたかった…。 ということで、残る一つ、 国宝の合掌土偶 がある是川縄文館へ行くことにしました。 土地に根ざした資料館って、大好きなんです。 展示物を隅々まで見て、資料を読み、混んでいない館内をゆっくりじっくり歩く。この贅沢がたまりません。 宿泊したグランドサンピア八戸からタクシーで10分ほど、1500円くらいで到着。 入り口までタクシーなので、クマ対策もOK。 八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館 ここから、縄文の遺物が山のように出てきたのか…。 感慨深く足を進め、空気を吸い込んで、館内へ。 まずは1階の無料展示コーナーを、くまなく拝見、拝読。すごく楽しい。 国宝合掌土偶の、3Dプリンターで作られたレプリカを抱っこしました。本物と同じ大きさ、同じ重さなのだそうです。笑 可愛かった。笑 遺跡から掘り出された土偶や土器のかけらが、1階のだだっ広い収蔵庫に整然と保管されているのが見えます。 この先が収蔵庫につながっている。働いている人がたくさん見える。 タイムカードが見えて、うわ〜、本当にここで働いていらっしゃる。 うらやましい〜。私も、ああいう仕事に就きたかったなあ…。いいなあ…。もっと勉強して、考古学者になれたらよかったな…と。笑 いよいよ2階の展示室へ。 今ブログのために写真を選定していて気付いた。 この階段のデザイン。赤と黒、是川の縄文の人々が使っていた漆の赤と黒なんだね。 外に広がる田園風景。 ここから遺物がザクザク出てきたのね! 一般入場券250円を購入すると、受付の女性から 「ボランティアガイドをつけますか?1時間ほどご案内できます」 とのこと。 ぜひぜひ!とお願いしました。 少し待つと、70代...

東北の旅_3 深浦から八戸へ、グランドサンピア八戸でヴィーガンフレンチ

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深浦町美術館での新戸部ひろみ油彩画展を鑑賞後、 友人の運転で、深浦から八戸へ向かいます。 とっても運転が上手。安全運転で、安心して乗っていられます。 深浦から、千畳敷などの絶景を眺めながら北へ。 日本海側から太平洋側へと、日本列島を横断していきます。 車窓から見えた、美しい岩木山。 友人が、「この辺りの人たちは、この山を心から故郷だと思っています」と教えてくれました。 裾野を広げたその姿は、本当にふるさとの山という感じがします。 やがて夕焼けも終わり、あたりは暗くなってきました。 途中、いくつもの遺跡の案内表示が現れ、歴女の血が騒ぎます! そして、三内丸山遺跡を普通に通過。 ええええええ?? いま、今、三内丸山遺跡って看板があったよ?? アワアワしながら友人に聞く私。 本当に素晴らしい遺跡なので、またの機会に必ず行こうね、と約束しました。 ドライブの間、友人は青森のことをたくさん話してくれました。 八戸のあたりでは、昔から「やませ」という冷たい風が悪さをして、人々を苦しめてきたそうです。そんな土地で、豊作を祈る「えんぶり」というお祭りが生まれたのだとか。 土地の人から聞く話は、どれも心に残ります。 八戸までは約3時間。 この道のりを友人に往復させてしまったと思うと、心が痛みます。でも、とても楽しいドライブになり、感謝の気持ちでいっぱいです。 さて、ホテルはグランドサンピア八戸。 友人が、あらかじめ私のために調べておいてくださったホテルです。 なんと、夕食にヴィーガンフレンチのコースが食べられるのです! うっそ〜〜〜〜。と半信半疑でしたが、本当でした。 泊まるのは私一人ですが、夕食は友人も同じヴィーガンフレンチのコースで付き合ってくださいました。宿泊しない人のヴィーガンコースは、4日前までにホテルへ電話で予約が必要です。 ちなみに、ヴィーガンプランは、1名だと公式サイトからは予約できませんでした。でも、じゃらんでは1名でも予約できました。(2026年10月、私が予約したときの情報です) アミューズ(付出し):青森県産野菜のゼリー寄せ(パールアガー使用)八戸いちごのドレッシングと共に オードヴル(前菜):季節の野菜オードヴル スープ:青森県産ごぼうと豆乳のクリームスープ 青森県産野菜のラグー:カブ、白菜、人参、メークイン、たまねぎ、アンデ...

東北の旅_2 深浦町美術館で新戸部ひろみ油彩画展へ

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リゾートしらかみで 深浦駅に到着。 なんと無人駅!反対側のホームへは、自分で線路を渡ります。すごい!   電車を降りる前に、窓の外に友人の姿が見えました。今回の展覧会の作家、新戸部ひろみさんが出迎えてくれていたのです。お互いに手を振り合いました。 降りて、再会。 先月、新戸部さんの二紀展の折に六本木でお会いしたばかりなのですが、場所が変わると、なんだか新鮮です。 新戸部ひろみさんの油彩画展が開かれている深浦町美術館までは、駅から歩いて数分。でも、クマが怖い。一人だったらあーしてこーして…と、いろいろ考えていました。 ところが、新戸部さんがわざわざ八戸から迎えに来てくださるとのことで、安心して向かうことができました。 いよいよ深浦町美術館へ。 青森県西津軽郡 令和8年度 深浦町美術館 企画展Ⅱ 新戸部ひろみ油彩画展 2026年9月26日〜11月8日 目の前に日本海が広がる、美しい場所です。 美術館の隣には、「猿神鼻」という岩があります。 本当にお猿さんの横顔でしょう!鼻がしっかり見えます。 すごいね〜。 新戸部ひろみ油彩画展 丁寧に描き込まれた油彩画の大作が、堂々と並ぶ圧巻の展示。 一点一点、じっくりと眺めました。 新戸部さんとは女流画家協会でご一緒していますし、二紀展も拝見しているので、見たことのある作品もいくつかありました。でも、こうしてあらためて並ぶと、感慨深いものがあります。 新戸部さんがご家族と共に丁寧に生きてこられた、そのままの丁寧な作品たち。 私には到底まねできないものです。 技術はものすごい。けれど、それ以上に訴えかけてくるのは、作品からあふれる優しさです。 強い優しさって、すごいですよね。 優しい絵というと、弱い印象を持たれがちですが、新戸部さんの作品は、その優しさがまっすぐに伝わってくる。そこが一番の特徴だと思います。 じっくり拝見することができ、とても有意義な時間でした。 隣の歴史資料館も魅力的でしたが、私たちはこれから八戸へ向かわなければなりません。そろそろ出発です。 一人だったら、またリゾートしらかみに乗って、弘前で1泊する予定でした。 それがまさか、お迎えに来ていただいて、八戸まで一緒に連れて行っていただけるなんて。なんて、なんて幸せな旅なのでしょう。 この度、新戸部ひろみさんは、八戸市の文化賞を受...

東北の旅_1 初めての青森へ こまちとリゾートしらかみで日本海の車窓

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今回の旅の目的は、友人の展覧会を見に行くこと。 初めての青森へ向かいました。 青森は、北海道へ行くときに通過したことがあるだけ。足を踏み入れるのは今回が初めてです。 まずは前日、母をショートステイへ。実はここが一番の難関。毎回、前日になると何かが起こるのです。 でも今回はとてもスムーズでした。 無事に母を預け、翌朝は4時30分に起床。朝と昼用のおにぎりをたくさん作って(私一人分なのに:笑)、5時30分に出発! こまち1号に乗車。 早朝なのに満席。なんなの…というくらいの満席で、ビジネスマンがいっぱいでした。 盛岡まではあっという間。ところがそこから秋田方面へは、新幹線とは名ばかりの、山手線より遅い普通の列車のような走り。 でも、そのおかげで田舎の風景をのんびり楽しめました。紅葉もきれいだった。 初めての秋田駅に上陸! ナマハゲかな? さて、ここからリゾートしらかみに乗り換えます。 古い列車で、昭和っぽい。座席も座りづらいけど、窓がドーンと大きくて良いね。笑 まだ海は見えず、素朴な田園風景が続きます。 途中、能代駅で15分停車。 能代はバスケットボールの街と言われているそうで、ホームにバスケットゴールがあります。並んで一人1回シュートにチャレンジできるのです。海外からの観光客の方々が、ものすごく喜んで楽しんでいらっしゃいました。 それを横目に、私はキオスクへ行ってアイスコーヒーを購入。暑くて!厚いセーターを着ていたので。 いよいよ海です。 車窓からは、岩場の絶景ポイントが次々に現れます。 でも一番印象的だったのは、海岸ギリギリを走り抜けるところ。 たっぷり動画でどうぞ。

できなくなったこと、まだできること

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平和な日が1日もない。 介護のしんどさを一人、体験している日々です。 これって私が心療内科に行くべき?と迷う。 心療内科というより 怒りの収め方を教えてくれるところとか、かなあ? アルツハイマー型認知症の母。 私のことはしっかりわかる。 うるさい娘として正しく認識(笑) いつでもとてもにこやか。 私さえ怒らなければ、いつもニコニコしている。 だけど、本当に何もできない(涙) 何よりも、 「介護が必要」だなんて 微塵も自覚がないのが腹立たしいのです。 「うるさい!」 「やってくれなんて頼んでない」 私が怒るとすぐにこう言う。 これを毎日浴びせられ それでもお世話をする。 なんという苦行だ。 毎朝、 「私の怒りのトリガーを引くなよ!」 と念じながら、母の家を訪問する。(隣なんだけど:笑) 着替えは絶対にしない。 もう私にはできないので(本当に怒鳴り合いになるので) 毎朝ヘルパーさんがきてくださり着替えさせてデイサービスへ送り出していただく。 他人だとどうして着替えるんだろうね? ケラケラ笑いながら楽しそうに行く母。 なんなんだろうねー!! しかーし、 昨日面白いことがあった。 いかにも母の好みの薄手の白いセーターを買ってあげた。 朝、ヘルパーさんに渡し、着せてもらった。 デイから帰宅し、 普段なら翌朝まで絶対に着替えないのに なんと、自ら セーターを脱いで、美しく畳んでいる母。 なんで脱ぐの? と聞くと 「素敵なセーターなんだから。大事に畳んでおく。」 とニコニコしている。 はあ? いつもだって可愛い服を着せているじゃないか。 ああ、でもきっと、肌触りも良く、デザインもとても気に入ったんだねー。 そーかい、そーかい、 気に入ったものはちゃんと脱いで畳むのか〜〜。 と感激した。 でも、脱いだら他の服を着る、という一連の流れはわからないので 下着のままで過ごす。 何か着るよう促すと どうでもいいような服を選んで被っていた。 つまり、 家ではなんでもいい、 外にはお気に入りを着る、と言うことがわかっているらしい。 だけどね、これがいつもわかるわけじゃないのよね。 明日はもう、何もかもわからない。 だから、私は期待はしない。 今日はたまたま、わかったんだねー、と言う考え方が大事だと学んだ。 ...