不思議な儀式

 野外の処刑場、日本

なま暖かい空気が肌にまとわりつく。

私は目隠しをされている感覚がある。
見えるのは自分の背中だけ。
私は後ろから自分を見ている。
肩幅の広さから男性の体格をしているように感じる。そしてその場には、日本刀を持った腕の立つ斬首執行人と、それを補佐する数人の気配が感じられた。


私は首を突き出すような姿勢にさせられている。恐怖が心を支配し、どうか痛みが一瞬で終わりますようにと、心の中で祈っている。

執行人は熟練の技を持っているのが、その佇まいからわかる。とても冷静で沈着で、まるで場の空気すら整えてしまうような存在感だ。

いよいよ刀が振り下ろされるが、すん止め。
うまくいかないようだ。
動作が一旦止まり、再調整が始まったらしい。補佐の人々が私の体を引っ張り、より良い位置に整えようとしている。私はでっぷりした体格でお尻がちらりと露出している。
恥ずかしい気持ちもあるが、それどころではない。


次に感じたのは、刀が首ではなく肩に触れる感触。
もしかしてここから切るつもりなのか?と想像し、全身が凍りつく。
ここから切られたら即死はできないだろう。
苦しみが続くのは嫌だ。怖い(涙)。


執行人の足元が近くなり、彼の足の臭いがする。

クサい。

嫌だ。
人生の最期を
クサいにおいを嗅ぎながら迎えるなんて、イヤだ。

私は息を止めることにした。

においから解放された状態で終わりを迎えたい、それだけを考えた。
たとえ即死できなくても
クサい臭いを嗅ぎながら死ぬよりはマシだと思いながら息を止めた。




そして最期の時が来た。

刀が風を切る音がした。

しかし次の瞬間、刀は木刀に変わり、そっと私の肩に触れるだけだった。執行人は何も言わず、静かにその場を立ち去っていった。



目が覚めた。

これが、2025年の初夢です。
一体どう解釈すればいいのか。
夢占いを検索してみても、こんなシチュエーションは一つもヒットしませんでした。
あまりにリアルな感触や臭い。目覚めた後も夢だったとは思えないほどの鮮明さ。

本年もよろしくお願いします♪



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